バンシィヘッド

ホビージャパン2013年5月号付録のバンシィ頭部を製作しました。
以前製作したHGUCバンシィとセットで飾ることを前提とし、カラーを統一しています。
カラーレシピに関してはHGUCバンシィの項からご覧ください。(今回、ラメは使用していません)









HGUCをディスプレイすると予想以上に壮観です。単純な足し算以上の相乗効果が発生しているような気がするのです。
HGUCがもつキャラクター的なプロポーション重視の魅力と、頭部モデルが持つメカ的な情報量重視の魅力、この二つが単純に虫眼鏡でズームアップしたような構図で並べられているだけで、見る側の直感にうったえる形で補い合うことができているように感じます。
普段「ガンプラを作る」となればその一体を基準に「どのように情報を詰めるか」「プロポーションはどうするか」もしくは「状況を説明するためにジオラマに するか」などと考えていました。しかし、ガンプラがあくまでも人が所有するモノである以上、表現の方法は「ガンダム」がもつ設定の範囲にとどまらず「どこ に置くのか?」「隣には何があるのか?」なども考える必要があり、そして何より今回のようなある意味反則的なカッコよさの表現も可能であるということも考 えていく必要があるのではないかと、思いのほか考えさせられる結果となりました。



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