V2ガンダムといえば私
の中ではかなり憧れの強いMSだったのですが、いざキットを組んでみると「何か違う」そう感じました。私の思い描くV2はこんなにずんぐりではありませ
ん。特にアンバランスさを感じたのは等身の低さに対して「V」が大きすぎること。これによって見る角度によってはゴトラタンのような人型ではないMSに見
えてしまいます。 ということで今回はプロポーション改修を中心に「いかにも主役機らしいヒーロー体型」を目指しました。立ち姿のカッコ良さが最優先なので写真も素立ちが中心になります。 また細部は一部ディールアップ工作と塗り分け、エッジの処理、スジ彫りの彫直し等で精密感のアップを狙っています。特にエッジの処理に関してはV2ガンダムが小さな機体であるため、写真を撮ったときにおもちゃっぽくならないようにするためには重要な作業だと思います。 -主なプロボーション改修点- ・モモを6mm、スネを5mm、胴体を2mm、二の腕を1mm延長 ・足の付け根の幅を約2o延長 ・フロントスカートの形状変更 ・「V」部分の端をカットして全体を短縮 -その他改修点- ・リアスカートの裏(見える部分)に内部パーツを追加 ・頭の後ろの壁のような部分にディテール追加 ・フロントスカートのディテールを開口し別パーツ化 ・ |
身長はかなり高くなりました、元の設定では15m級のMSですが17mくらいにはなっていると思います。ここまでやってもバランスが崩れなかったのは運が良かったのかもしれません。 |
スカートの形状はV2ガンダムの最も意味不明な部分です。今回は角を一つ増やし長方形に近い形にしました。これによって全体に落ち着き感が出たかと思います。 胴の下半分は縦に延長するとともに、末広がりなシルエットをさらに強調して脚のラインと自然につながって見えるようにしています。 カラーリングは胴回りが散漫な印象になっているため、「青は青、白は白」とまとめています。 |
見えている部分に嘘が出ないように塗り分けと、パーツの追加を行いました。 |